業績悪化で賃金が減った…

「去年よりもなぜか賃金が減った」
「業績悪化で賃金が下がったが、役職は上がり、仕事量が増えた」と悩んでいませんか。就業規則を確認して、業績悪化の場合の対応が書いていない場合は減額されない可能性が高いです。今回は業績悪化で賃金が減った場合の対処法を解説します。

〈賃金カットは許されない〉
一般的に労働者の許可なく賃金カットされることは許されません。業績悪化を理由に給与が下がった場合は会社や公的機関に相談しましょう。

〈就業規則を確認する〉
就業規則に業績悪化の際、減額されると記載があり、その内容が合理的であれば賃金カットされる可能性もあります。しかし、記載がない場合、一方的に賃金カットされる可能性は低いでしょう。

〈決算数字も判断の対象〉
会社と労働者のどちらが諦めるべきか判断するために、決算数字も関係します。業績悪化の原因が労働者とは関係なく、一時的な損失などであれば賃金カットは許されないでしょう。

業績悪化で賃金を減らされた場合は就業規則と決算の詳細を確認してから会社や公的機関に相談しましょう。