嫌な仕事はしなくてもいい?

「毎日過度にきつい体力仕事を任されている」

「部屋を用意されて逃げれない仕事をさせられている」と悩んでいませんか。今回は、過度に辛い仕事はしなくてもいいのか解説しています。

 

<労働者の意思に反する労働を強制してはいけない>

雇用者は労働者の意思に反する労働を強制してはいけません。(労働基準法第5条)

例えば、建設現場などで非人間的な労働環境であるタコ部屋に労働者を入れて労働させるなどです。

このように、逃げ出さないように労働を強制させる非人道的な仕事をしている労働者は、雇用者を訴えられる可能性があります。

 

<非人道的な労働を強制した場合の罰則>

非人道的な労働を強制した場合、雇用者は1年以上10年以下の懲役または20万円以上300万円以下の罰金の罰則(労働基準法第118条)を受けます。

会社が相談に応じてくれない場合は、労働基準監督署など公的機関に相談しましょう。